住宅ローンに含められる主な費用
住宅ローンに組み込めるのは、土地取得費、本体工事費、外構工事費など家自体を建てるのに必要な費用です。つまり、家具や家電の購入費は含められません。
ただし、金融機関の商品によっては、家具・家電の購入費や引っ越し資金なども組み込める場合があるので、資金使途をチェックしてみましょう。
返済額のシミュレーション
住宅ローンは金融機関から借り入れをするため、利息がかかります。返済総額は、借りた金額と返済期間、利息など考慮し算出します。
たとえば、年2％の金利で3,000万円の借入し30年間で返済していくと設定すると、総支払額は約4,000万円。月々の返済額は11万円ほどです。
返済期間や金利によって返済総額が変わるため、事前にシミュレーションするといいでしょう。
頭金に必要な額の目安
頭金とは、住宅購入費用の一部に充てる自己資金です。頭金の金額には決まりはありませんが、
住宅購入にかかる費用の20～25％が目安です。頭金が用意できれば、住宅ローンの総返済額が減り、毎月の経済的負担が軽減できます。
ただし、頭金を多くすればいいというわけではありません。頭金の用意にとらわれすぎると、住宅購入のタイミングを逃し、完済時期が定年後にズレてしまう可能性があります。頭金の額を決める際は、家計の収支やライフプランなどを考慮し、準備できる金額を計算することが大切です。
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団信（団体信用生命保険）の基礎知識
住宅ローンの情報を調べていると「団信」という言葉を目にするでしょう。団信は「団体信用生命保険」を省略した言葉です。
ローンを契約した当事者が、死亡あるいは高度障害状態になった際に、保険会社が契約者の代わりに保険金でローンを完済してくれる仕組みになっています。団信のなかには、ガンや脳卒中などを発症し、保障対象の状態になった場合、保険金が支払われる疾病保証付きのものもあります。なお、民間金融機関の住宅ローンでは、団信の加入が義務付けられていることがほとんどです。
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