「請負契約書とはどのようなものなのか」
「通常の契約書とは異なるのか」
吉野川市に在住の方で、このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。請負契約は売買契約とは異なるもので、その違いを明確に把握しておく必要があります。
今回は注文住宅の請負契約について説明します。

□売買契約書と請負契約書とは
売買契約書と請負契約書はどのように異なるのでしょうか。売買契約書とは、契約の際に土地と建物がセットで販売されている契約書です。この場合は、売り手が建物が建築基準法に則っているか確認しておく必要があります。一方で、請負契約書は家がこれから建てられるというタイミングで行われる契約書です。
□契約前にチェックしておきたいポイントについて
契約時には契約書の内容の確認だけでなく、間取りと設備、外構にも目を配る必要があります。それぞれどういったポイントを意識すれば良いのか説明します。
*間取り
注文住宅は、請負契約書を交わす前にどんな住宅を建てるのかを見たり体験したりできません。そのため、立面図や平面図を見ながら説明を受け、間取りを考えます。その際は部屋の広さやドアがどこにあるかを一部屋ずつ確認しましょう。契約後に間取りを変更するとなると費用が上乗せされて、事前の資金計画が崩れてしまいます。さらに工期の面でも事前の計画から変更する可能性があります。契約前に自分の希望と一致しているのかを確認しましょう。
*設備
水回りは標準仕様が決まっている場合が多く、工事を請け負う段階では標準仕様で契約します。契約後に変更する場合は、金額がそれに上乗せされていきます。グレードは幅広く、クオリティの優れたものを選択すると簡単に費用が跳ね上がります。標準仕様から変更したいと思った場合は、どのようなものにしたいかを事前に調べて相場を把握しておきましょう。
*外構
注文住宅の打ち合わせでは、建物の打ち合わせをして家が建てられ始めてから、ようやく外構の検討へ入る場合が多いです。外構でかかる費用は、敷地周りのフェンスやブロック、駐車場、ポストなどが挙げられ、それぞれ非常に高額です。そのため見積もりで詳細を確認して、どんな仕様になっているか把握する必要があります。
□まとめ
今回は注文住宅の請負契約について説明しました。契約を結ぶ際は契約書だけでなく、間取りや設備、外構にも気を配りましょう。吉野川市で注文住宅を検討されている方はお気軽にお問い合わせください。 「賢い家づくり勉強会」って何??⇦クリック 「優しい家づくり相談会」って何??⇦クリック