「注文住宅は中古住宅や建売住宅と比べて、どのようなメリットがあるのか。
吉野川市に在住の方で、このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。注文住宅は誰しも憧れるものですが、メリットの裏には注意すべきポイントもあります。今回は注文住宅を建てるメリットと失敗例について説明します。
□注文住宅のメリット
注文住宅の最大のメリットは、自分の理想通りの住宅を建てられることです。土地や建物の外観、間取りなど全てを自ら選択できるため、建売住宅や中古住宅よりも希望通りになります。全てを理想通りにすると費用は高騰する可能性がありますが、快適な生活を送るために家を建てたいという方にはおすすめです。また建築の過程を目視で確認できるのも大きなメリットでしょう。確認する中で気になる点があれば、すぐに質問できるため不安を抱えません。また設計にも施主自らが携わるため、より自分が建てた家という愛着も湧くでしょう。
□注文住宅でよくある失敗例
注文住宅は裁量権がありすぎるが故に、失敗する可能性も高いです。施主の大半は家づくりの経験がない素人なので、建築会社からの提案や建築家の意見も聞き入れながら行わないと失敗してしまうでしょう。以下では、よくある注文住宅の失敗例を紹介します。
*〜寒さ対策、暑さ対策が不十分
家の性能を無視して開放感を意識して天井を高くしたり、リビング階段を設置したりすることで温度調節の効率が悪くなってしまいます。それによりエアコンや暖房の過剰な使用が生じ、電気代の高騰にもつながってしまいます。
*〜収納の取り方
部屋の広さばかりに気を取られたり、必要以上に収納スペースを取ると荷物が逆に溢れたりしてしまいます。今後の生活では部屋と収納のバランスを考えながら間取りを考えていくといいでしょう。
*〜生活動線の設計ミス
生活動線は家族構成や生活習慣により、家庭によって全く異なるので、これといった正解はありません。お子さんがいる家庭で、両親だけの意見を取り入れては将来的にお子さんの抱えるストレスは大きくなるでしょう。できる限り、家族全員の意見を考慮し、将来的な生活も視野に入れて判断しましょう。
□まとめ
今回は注文住宅を建てるメリットと失敗例について説明しました。注文住宅は理想通りの住宅を建てられますが、外観ばかりに囚われていると住み心地が快適ではないかもしれません。見た目(デザイン)と機能性(動線)、性能(断熱性・気密性)のバランスを意識して、家づくりに取り組みましょう。吉野川市で注文住宅を建てたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。