「高気密・高断熱」の住宅が高いという間違った認識をもっていませんか??
「性能のいい家はいいけど高いからなぁ。」
「家は住んだらどれも同じ。」
「最近の家はどこの工務店でも性能の良い家を建てているから大丈夫」
「高気密・高断熱」の家の話題が出たときに上記のように思われる方も少なくないのではないでしょうか?しかしその答えは N O です。
みなさんが家を考える時、資金計画を立てていくと思いますがどのような費用を考えていますか?
・建築費用 ・土地取得費用 ・諸費用 ・銀行融資手続き費用
以上の項目が多く見られる費用です。しかし実はこれだけでは建てた後に「夏暑くて冬寒い」と後悔することが多いのも事実です。
その理由は、「ランニングコスト(毎月出ていくお金)」を計画していなかったことに原因があります。
例えば家を建てた後に生活にかかる毎月のコストは、食費やガソリン代や電気代、あと住宅ローンの支 払いなどが大きなものでしょうか。このコストの中で「一般的な住宅」と「高気密・高断熱」の家ごとに「住宅ローン」と「電気代」を比較 してみると、
「一般的な住宅」
建築費:おおよそ 2100 万円(30 坪程度)とすると住宅ローンの毎月の支払いは約 61000 円/月(金利 1. 2%) 電気代:一般的に3〜4人家族で家を建てると 25000 円〜30000 円/月平均 住宅ローンと電気代の合計金額:86000〜91000 円
「高気密・高断熱の住宅」
建築費:おおよそ 2300 万円(30 坪程度)とすると住宅ローンの毎月の支払いは約 67000 円/月(金利 1. 2%) 電気代:10000 円〜14000 円(高気密・高断熱の家は大きく電気代を減らすことが出来ます) 住宅ローンと電気代の合計金額:77000 円〜81000 円
つまりコストパフォーマンスを考えてみると
どうですか?この毎月のランニングコストの2つの項目だけを比較しても毎月 9000 円の違いが出てき ます(実際はもう少し金額差が出ます) 金額差額 9000 円×12 ヶ月=108000 円 108000 円×20 年=2160000 円 ランニングコストを考えた時に「高気密・高断熱住宅」は一般住宅よりも効率の良い家にもなることがわ かると思います。話を戻しますが、最初にみなさんが思っている「高気密・高断熱」の家のイメージをお伝えしましたが、 違うイメージを持ってもらえたことと思います。確かに「高気密・高断熱住宅」は"建築費"だけを見れば高いですが、これは最初だけで 10 年 20 年と年 月を重ねるごとに満足感が得られる家を実感できます。また家の中の快適性は大きく違いがあり、将来のメンテナンス費用も抑えることができるのも魅了の一 つです。
ポイントは。。。
・中途半端な「高気密・高断熱住宅」にしないこと!(重要)
・安いだけの家づくりを考えないこと(後々に不満点が大きくなります)
・「高断熱」だけの家づくりはしないこと(高気密でないとランニングコストは一般住宅と変わりません)
・性能値はしっかりと確認すること(気密性能 C 値・断熱性能 Ua 値)
・「高気密・高断熱住宅」は専門の建築会社へ(相談するとよく理解できます)
家づくりの計画はご家族それぞれ重要とするポイントが違います。 その中でも新築の家に対して「快適性」や「ランニングコストの削減」などを考えている方は、この「高気密・高断熱住宅」を検討してみても良いかもしれませんね^ ^
「賢い家づくり勉強会」って何??⇦クリック 「優しい家づくり相談会」って何??⇦クリック